ElastiCacheパラメータグループの注意点

AWSのElastiCacheでRedisを使用しており、先日、Redisへ接続できなくなる現象が発生したので、備忘録です。
elasticache_redis_imgデフォルトのCache Parameter Groupを使用すると、Timeoutの設定が「0」になっており、 Connection数が溜まり続けて、接続できなくなる現象が発生することがあります。
EC2を再起動したりすると、Redis側でコネクションが溜まり続けることがあります。

今回、Cache Parameter Groupは”default.redis2.8″を使用していました。

対策方法

対策方法として、Cache Parameter Groupのtimeout設定を任意の秒に設定します。

①Cache Parameter Group新規作成

デフォルトのCache Parameter Groupは変更できないので、新規に作成します。

AWSマネージメントコンソールへログインし、

[Cache Parameter Groups]⇒[Create Cache Parameter Group]を押下します。

Familyを[redis2.8]を選択
Nameに任意名”redis28new”を入力
Descriptionに任意名”redis28new”を入力
[Create]ボタンを押下します。

②設定値変更

新規作成したCache Parameter Groupを選択し、[Edit Parameters]を押下します。

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timeout 0 ⇒ 60 に変更
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[Save Changes]を押下します。

③Cache Parameter Groupを付け替え

[Cache Clusters]⇒[対象を選択]⇒[Modify]を押下します。

Cache Parameter GroupのSelect Boxから、新規作成したCache Parameter Groupを選択し、[Modify]を押下します。
Replication している場合は、片方やれば両方反映さます。

Modifyすると、自動で再起動されます。

これで、Redisにコネクションが溜まり続けるといった現象が回避されます。